心の拠り所

心の拠り所

知らないこと、わからないことは不安や恐怖心を増してしまう。
でも知るのも怖い。現実を受け入れることになるから。

現実を受け入れる、がんを知るというところに行くまでが気持ち的にはちょっと大変でした。

今もホルモン治療中ですが、今だって再発の心配がないわけじゃないです。
腰が痛かったら、まさか腰(骨)に転移?とか、
不安がなくなるわけじゃないけれど、
波があるっていうのを知っていたら前向きになれるスピードが早い気がします。

誰もが通る道だけど、繰り返し不安は襲ってくるけれど、うまく付き合っていくしかないですものね。

わたしnikoの精神的ダメージの対処方法

①自分の病気を知ること
②必要以上に悲観せず今の現状を理解すること
③笑うこと
④周りの助けてもらい感謝すること
⑤無理せず休むこと。よく眠ること
⑥体調に合わせて、無理せず体を動かす(運動)こと
⑦カロリーは気にしつつ、好きなものを美味しく食べること

ではそれぞれの説明です。

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①自分の病気を知る

これは、検査結果が出る前の不安な時期や、
結果がでてからどう治療していくか右も左もわからない時に、
どうなるのかわからなくて不安なくらいなら、
怖くても知ることで少なくとも泣いてばかりにはなりませんでした。
やることがあるからです。
ネットでも調べられますが、ぜひ一冊これは購入することをおすすめします。
長い治療生活で必ず役に立つと思います。

●患者さんのための乳がん診療ガイドライン(2016年度)

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版
患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版

・ここからWEB版も見れます
http://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/

ちなみに私は、医師向けのガイドラインも購入しました。
現在2018年版が最新となってますが、こちらは医師向けのみとなってます。2016年から変更点もあるので、ちょっと難しいですが確認する価値ありです。もうすぐしたら患者向けのガイドラインの最新版も出版されると思います。

●乳がん診療ガイドライン(2018年度)

乳癌診療ガイドライン 1治療編 2018年版
乳癌診療ガイドライン 1治療編 2018年版

とにかく標準治療をきちんと勉強(基礎)。
その後、先進治療や保険外治療を選択するかどうかは個人の自由だと思います。
でも、標準治療は今現在エビデンスがある有効な治療です。
基礎は知っておいて損はないです。なんといっても医師との会話がスムーズになります。
いくら先生がわかりやすく説明してくれても、動揺もしてるし、
初めは何を話しているのか正直ちんぷんかんぷんでした。
あと、これは本当に意外でしたが、治療は自分で決めることの多い!
医師の言う通りではないです。
なので後悔なく、納得して治療していくためにも患者も勉強することは必須だと思います。チーム医療に自分も同じチームとして入っているようなそんな感じです。

そして、何より打ち込めることがあるので、不安で過ごすことが減りました。

②必要以上に悲観せず今の現状を理解する

告知されてから、死ぬこと、仕事、生活、お金、恋愛、人生どうなってしまうのか、
病気じゃなくても先のことはわからないのに、
先のこと(しかも最悪の)ばかり考えてしまい、不眠にもなってました。
そんな時、前から気になっていた「マインドフルネス」を取り入れてみようと思い、
一冊の本を手に取りました。

●はじめてのマインドフルネス

はじめてのマインドフルネス ――26枚の名画に学ぶ幸せに生きる方法
はじめてのマインドフルネス ――26枚の名画に学ぶ幸せに生きる方法

数年前からマインドフルネスは注目されてましたが、今いろんな場所で取り入れられてます。
本もいろいろでているのでご自分が取り入れやすいものを探してみてくださいね。
※マインドフルネスは宗教とは関係ありません。

マインドフルネスとは、
今、この瞬間を意識すること。評価をせず、思いにとらわれもせず、ただ観ること。
観るは、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きさえも客観的に見るということ。

よく言われるのが呼吸に意識を向けることがあります。
いろんな雑念が湧いてきたら、あ、わたし今不安に思っているんだと、それを受け入れるのではなく、
ただそう思っているんだということを知る。

わたしはこの考え方に何度も何度も助けれられました。今も継続中です。
閉所恐怖症じゃなくても不安になったMRIの検査で、
手術前にセンチネルの注射をされる時、
手術室に行く時、
定期検査で再発の不安に襲われた時、
仕事で居場所がなくなってきた時、

とにかくいろんな時に深呼吸してふっと助けられました。
すぐに身につくものじゃないので今も定期的に本を読んでます。
楽観的になるわけではないけど、不安のドツボにハマることはなくなりました。
取り入れたことで本当に助かりました。

③笑う

もともと楽観的な人じゃないわたしですが、
病気になってから特に手術前までは楽しいことなんてもうないんじゃ?くらい思ってました。
でも、塞ぎ込むのはよくないと、初めは自分を奮い立たせ、
YouTubeで面白動画をひたすらみてました。
可愛い動物動画も。

お笑い - YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

落ち込むだけ落ち込んで、このままじゃいけないって思えてきたら、
ぜひ楽しいこと考えたり、面白いものを見たりしてみてください。

アメリカの哲学者、心理学者のウィリアム・ジェームスが言った有名な言葉。
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。

まさにわたしはそうでした。

がんでも、暗くならず笑っていいんです。
がんだからこそ、がんになったからこそ、
生きている時間が有限であることを本当の意味で実感できたのだから(実際に死ぬかもしれないと本気で思った)
楽しく過ごさないとダメなんです。
こんな人生じゃなかったって言うまでにはまだ時間はある。
だから、思いっきり笑って一瞬でも楽しいと思える時間を多くしていくためにも、
きっかけとして、
面白動画を見て笑って、暗くなりがちな日々を笑うことで楽しくできたらいいなと思います。

④周りの助けてもらい感謝する

一人でどうにか治療していこうと思っていたんですが、
そんなやわなものじゃなかったというのが実際のところで。
個人的には、助けてもらいたいなと思う人(家族、友達)に話して良かったと思います。
ただ、助けてもらうだけでなく、自分の病気をきちんと説明しました(①で勉強したことがここでも役に立ちます)。
良かれと思ってされたことが、嫌だったら、お互いよくないですよね。
なので、説明する義務があります。
あとは、自分の意向もきちんと伝えました。
わたしの場合は、できるだけ普通に接して欲しい。そして、助けが必要な時は言うので、
その時は協力して欲しいと。
めんどくさがらずにきちんと説明したことで、
後々、周りはわかってくれないとか、余計なことしないでみたいな、
そんなことは一切ありませんでした。
あと、弱っている時だけでなく、元気な時に元気報告してました。
なんだかんだといつも心配してくれているのに元気な時は疎遠になりがちです。
元気な時ほど、元気だよーと伝えるようにしてます。
そして、気分転換にドライブや食事、近場の旅行など、楽しい時間が過ごせました。
今も支えてもらっていることに感謝しています。

人の助けは遠慮せずかりよう。
ただし、相手が混乱しないように、自分のこときちんと説明しよう。

⑤無理せず休む。よく眠る

睡眠不足、不眠はろくなことないです。
マイナスのことしか考えない。そしてどんなに寝なくても変なスイッチがはいって爛々としている。
睡眠薬、、がん以外にもなんだが自分が精神不安定な人になってしまったような気がして、
なかなか頼ることができませんでした。
が、いよいよ精神的に辛くなった時に、主治医に相談して薬を出してもらいました。
1日だけですが、ぐっすり眠って目が覚めた時、
なんでこんなに悲壮感に溢れてマイナスのことばかり考えていたのかと??となるくらい、
なにもしていないのに普通になってました。
睡眠は体を休める基本だなと思いました。
良質な睡眠、大事です。
安易に頼るのもどうかと思いますが、必要に応じて薬に頼ることは悪くないと思います。

⑥体調に合わせて、無理せず体を動かす(運動)

治療中、とにかく太る。ガンって痩せていくんじゃなかったのかと思っていたら、太る!
ちょうど中年に差し掛かり、そうじゃなくても代謝が落ちてなかなか痩せない。
食べたいものを食べたいから運動する。
そんな感じでウォーキングを続けました。体調みながらですが、軽い散歩程度ならほぼ毎日。
ちょっと運動に近いウォーキング(1時間以上)は週に一度か二度。
もうちょっと歩けるけどなーと思うくらいでやめるのがポイント。
へとへとになるまでやっちゃうと次の日やりたくなくなります(私の場合ですが)。
なので、記憶に辛いと刻まれないようにほどほどに継続することが大事。
太って純増していた体重が、まず現状維持に(増えはしない)、
そして、少しずつですが痩せてきました。本当に少しずつですが、
見た目よりも驚いたのが血液検査の結果で全て基準値内になりました。
以前は中性脂肪とか多かったんですが。
なので、ダイエットとまではいかないですが、外にでると気分転換にもなるし、
さらに動くことでなんだか無駄に考えてもやもやすることもなくなりました。
なので、マイナスの考えに陥りそうになったら、
気分転換も兼ねて散歩にでかけるのもおすすめです。
くれぐれも無理しないようにしてください。
わたしは、初め運動の程度がわからず、以前の自分を基準にしてしまい、
張り切りすぎたおかげで1週間怠さがとれませんでした。
今は無理なく続けているので大丈夫です。
人によっては主治医に相談しながら、取り入れてみてください。

⑦カロリーは気にしつつ、好きなものを美味しく食べる

美味しいものを美味しく食べる。⑥と真逆のようなこと言ってますが、、笑
抗がん剤で味覚が変わってしまい、本当に何を食べても美味しくなく(砂利の味しかしない)。
治療が終わって味覚が戻った時は本当に嬉しかったです。
太るとがん細胞が脂肪を栄養にしちゃうので、食べ過ぎはだめですが、
運動したらあれ食べようとか、自分でルールを決めて、食べたいものは極力我慢せずに食べてます。
食べ過ぎはダメ。だけど、食べること自体は楽しみでもあるから。
調整しながら、我慢しすぎもストレスになるので自分でルール決めて楽しみましょう!

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