ルーク・ペリー(ディラン・マッケイ役)急逝
90年代のアメリカ人気ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書・青春白書」で大ブレイクしたルーク・ペリーがアメリカ時間の3月4日(月)に亡くなりました。52歳でした。
私は、海外ドラマが大好きで、当時まだケーブルテレビも普及してなくて、唯一海外ドラマに触れられるのがNHKでした。大草原の小さな家に始まり、本当にいろんな海外ドラマを放送してくれてました(ここでは詳細省く)
そして、青春時代に放送されだしたのが、「ビバリーヒルズ高校白書」でした。アメリカの高校生の青春にあこがれ、アメリカの生活(ビバリーヒルズだけど)を垣間見て憧れ、オープニングのあの音楽を聴くだけでドキドキして毎週テレビにかじりついて見ていました。ファッションから恋愛から何から何まで憧れの青春そのものでした。
あれから数十年たち、私は乳がんになり、、そして、急に飛び込んできたルークの訃報。驚きと悲しみでいっぱいです。
ビバリーヒルズ高校白書・青春白書とは(90210)
90年代アメリカのFOX系列で放送された青春ドラマ。製作はドナ役のトリ・スペリングの父親が代表を務めるスペリング・テレビジョンが制作。日本では、NHKで放送。1990年から2000年まで放送された。略称はビバヒル。
原題は「90210」でこれはビバリーヒルズの郵便番号。高校時代を描いた高校白書と、のちの大学時代の青春白書がある。
ストーリーは、シーズン1〜3が高校白書、4〜10が青春白書となっている。
ストーリー概要
ミネソタ州ミネアポリスで暮らしていた高校生の双子の兄妹がいる中流家庭が、上流家庭のカリフォルニア州ビバリーヒルズに引っ越してウェストビバリー高校に転校するところから始まります。
主役の兄妹は、兄ブランドン役のジェイソン・プリーストーリーと、妹ブレンダ役のシャナン・ドハーティー。物語りはこの兄妹を中心に、恋愛や悩み親の離婚や再婚、ドラッグや銃・人種差別などの現代のアメリカを象徴する社会問題を描いたリアリティのあるアメリカ若者像として世界に大ブームを巻き起こしました。
妹役のシャナン・ドハーティーは2015年に乳がんであることを公表し2017年化学療法を終えて今も寛解に向け治療中。頑張ってシャナン!
ルーク・ペリー(ディラン・マッケイ役)
甘いマスクとやんちゃな役柄でめちゃめちゃかっこよかったです。
1966年10月11日オハイオ州マンスフィールド生まれ。同州フレデリックタウンで育つ。
1986年にデビューし、1990年からテレビシリーズ「ビバリーヒルズ高校白書・青春白書」のディラン役としてブレイク。1993年から2003年まで結婚しており一男一女がいるそうです。
ビバヒル以降は、テレビ、映画を中心に活躍。
突然の悲報
つい先日、アメリカで「ビバリーヒルズ高校白書」のオリジナルキャストでの続編が夏から始まる!と発表されたばかりでした。わたしも、久々にビバヒルのことを思い出し、あの頃が蘇ってドキドキしました。当時、あのドラマの世界のアメリカの高校生に憧れたものです。(まぁ、あんなに内輪でひっついたり離れたりドロドロ普通しないだろうとか思いながらも、、)そんな発表があって、オリジナルキャストってみんな出演するの?と思って調べていたら、ルークとシャナンは辞退したとのこと。あの二人が出演しないのはとっても残念だったけど、あの二人なら辞退しそうだとも思いました。ドラマの外でのキャスト同士の話も当時いろいろ言われてました。(ここは偲ぶ場なので控えます)
世界がちょっとビバヒル復活で沸いている最中(わたしも)、突然2019年2月27日ロサンゼルスの自宅でルークが重度の脳卒中で病院に運ばれたと発表がありました。
そして、発表からわずか5日後、意識が戻ることなくアメリカ時間の3月4日(月)帰らぬ人になってしまいました。享年52歳でした。
想い
わたしは、乳がんになって、死というものがリアルにそして身近なものになりました。告知された時から2年が経ち、今も治療中だけど生きてる。そして、そんな日々の生活に慣れ、あの頃の気持ちがどこか薄れていっていたような気がしました。死ということに囚われる必要はないけれど、癌で死ぬかもしれなかったわたしより、元気だったルークの突然の死。青春のほろ苦い想い出とともに、生きること、生かされていることに感謝せずにはいれませんでした。そしてあらためて命の儚さと奇跡を感じました。
わたしの、大切な青春のカケラ、ルークが亡くなって本当に悲しいです。悲しいというよりまだショックであまり実感がありません。だけど、ルークは「ビバリーヒルズ高校白書」とともに、ディランとして永遠です。
どうか安らかに。青春をありがとう。
●思い出にもう一度会いたい人へ

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